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潜伏バグからのロングフリーズ

Javaっぽいエンジニアの徒然草

StaticPress×S3×Vagrant勉強会

2013年10月13日に行われた、表題の勉強会の参加レポートです。

 

WordPressの使用経験は無かったのですが、

興味があった&StaticPressが面白そうなので参加しました。

 

会場となるグラントウキョウサウスタワー41F アカデミーホール

(東京都千代田区丸の内1-9-2)を目指し、東京駅で降車します。

初めて東京駅で降りたので、改札出てからどちらに行けば良いか分かりません。

手元ではiphoneにて地図アプリを開いていますが、案の定迷います。

 

辺りを見渡すと、丁度良いことに交番が目に入りましたので、

御巡りさんに道を尋ねます。

そこで衝撃の事実が判明!

 

逆の改札を出てしまったようです\(^o^)/

 

結局、東京駅をぐるーっと半周して、目的地のビルを発見します。

まだ時間に余裕があったので、近くのコンビニでお茶を購入してからビル凸しました。

 

2Fロビーで係りの人からゲストIDカードをいただき、ピッとしてゲートIN。

エレベータで23階まで上がり、エレベータを乗り換えて会場となる41階を目指します。

23階までのエレベータはガラス張りで、良い景色を眺めることができました。

…写真は取り忘れました orz

 

41Fで受付を行います。

写り込みはキノセイです。

f:id:monokurotamago:20131013154100j:plain

 

受付でチラシ1枚とステッカー3枚を渡されます。

缶バッチなども用意してあり、自由に取って良いと言われました。

ATNDのIDを聞かれると書いていたのですが、聞かれませんでした。

参加者の判定とかは特にしなかったようです。

 

ようやく会場IN。

会場は扇形になっていて、形状としては明るいコンサート劇場といった感じでした。

定員は募集が200名だったので、200名入る規模なのだと思います。

1つ空けて座って丁度良いぐらいの人数だったので、実際の参加者は3桁程度?

 

ステージ脇は両面ガラス張りで、

41Fという高さから東京の街を見下ろしながらの勉強会です。

 

 

【アジェンダ】

第0部 「StaticPress × S3 × Vagrant 勉強会」あっという間の企画会議(川井健史さん)

第1部 WordPressサイトを長期的にメンテナンスするために(高野直子さん)

第2部 Amazon S3WordPressを動かす(増井雄一郎さん)

第3部-1 現場視点で語るStaticPress開発の背景と事例(小賀浩通さん)

第3部-2 現場視点で語るStaticPress開発の背景と事例(岡本渉さん)

第4部 Amazon S3による静的Webサイトホスティング(堀内康弘さん)

第5部 仮想マシンざっくり解説と実践Vagrant(澤登亨彦さん)

 

 

■第0部「StaticPress × S3 × Vagrant 勉強会」あっという間の企画会議(川井健史さん)

受付をされていた方でした。

なんでも増井さんがTwitterで「WordPressを静的に使うようにしたよー」と呟いて、

その数分後に今回プレゼンする方々がポンポンッと即レスし、

3時間程度で今回のセミナーが決まったとのことでした。

Twitterスゲェ...

 

 

■第1部 WordPressサイトを長期的にメンテナンスするために(高野直子さん)

WordPressのメジャーバージョンは一般的なメジャーバージョンと違うとのこと。

普通「3.X」と言ったらメジャーバージョンは「3」であり、「3系」と呼ばれますが、

WordPressでは「3.X」までがメジャーバージョンで、

「3.X.Y」からがマイナーバージョンになるらしいです。

これはWordPressを使っている方にとっては常識なんでしょうか。

メジャーバージョンの最新版のみセキュリティアップデートがされているそうなので、

上記内容を把握せずにWordPressを使っていたら危険ですね。

 

なお、2013/10/12時点で全世界で使用されているWordPressのバージョンのうち、

現在の最新版である「3.6」の使用率は16.5%とのことでした。

8割以上のユーザが脆弱性を抱えたものを運用しているというのは恐ろしいことです。

そりゃあWordPressを狙った攻撃が多いわけですよね。

 

自動アップデートのプラグイン「Automatic Updater」なるものがあるらしく、

これを使うと良いみたいです。

勿論アップデートにより不具合が生じる可能性があるので、

バックアップは必須となります。

また、自動アップデート機能の一部は、

2013年10月末にリリース予定の「3.7」に組み込まれるそうです。

 

「最低限の機能があれば良いよー」という方はコア機能を、

「多機能欲しい」という方はプラグインを導入、

という住み分けになることが予測されます。

 

資料

http://www.slideshare.net/naokomc/wordpress-27138322

 

 

■第2部 Amazon S3WordPressを動かす(増井雄一郎さん)

上から言うわけではありませんが、非常にプレゼンが上手でした。

あれだけ笑いを交えて、適切な説明を行うのは難しいです...

 

内容としては、ことの発端となったTwitterで呟いた内容が主です。

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【ざっくり概要@独断と偏見で意訳してます】

WordPressを運用すると、OS、ミドルウェア、アプリの全てを常に最新版する必要があるけど面倒だよね。

自分のブログで動的コンテンツと言えば、

・コメント

・トラッカー

しか使ってない。

コメントもブログに付くことは殆どなく、TwitterFacebookの方に付くからいらないんじゃ?

トラッカーはスパムばっかりだからいらないんじゃ?

じゃぁ動的コンテンツである必要ないじゃん!

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という事らしいです。

 

Twitterで呟いた結果、

WordPressから静的HTMLを吐くプラグインとして、

・ReallyStatic

・StaticPress

が紹介され、アレコレ検証した結果StaticPressを使う事に決めたとのことでした。

 

HTMLをAmazon S3で公開することでサーバメンテから解放され(StaticPress→S3への自動アッププラグインもあるらしいです)、

セキュリティ的にも自前で管理するより安心でき、データ損失リスクも圧倒的に低いという夢のような環境が完成です。

 

沢山あるWordPressのプラグインはその大半が動的プラグインであることから、

それらが使えなくなるという問題があったそうですが、

コメント

 →Javascriptで埋め込めばOK

  Facabook Commentsとか、Disqusとか。

のように、必要に応じてJavascriptで自前で書くことで、ある程度対応出来てしまったらしいです。

 

まとめると、

①ローカル環境(VagrantでUbuntuを仮想OSとして使用)のWordPressで記事作成

②StaticPressでHTML生成

③S3にアップ

管理の楽なブログの完成♪

 

今回ブログを書くにあたり、はてなブログを利用しましたが、機会があればwordpressを試してみたいと思える内容でした。

 

資料

https://speakerdeck.com/masuidrive/amazon-s3dewordpresswodong-kasu

 

 

■第3部-1 現場視点で語るStaticPress開発の背景と事例(小賀浩通さん)

WordPressサイトを提案(案件獲得?)するためのお話でした。

セキュリティ、パフォーマンス、コストを考える必要があります。

WordPress本来の動的運用でセキュリティとパフォーマンスを確保すると、ざっくり月12万必要で運用体勢も複雑に。

StaticPressで運用すると運用体勢は簡潔でコストも月3.5万程度。

 

「 静 的 圧 勝 」

 

でも、問題点は…?

・サイト内検索

 → Googleカスタム検索でOK

・コメント

 → facebookコメントでOK

・問い合わせフォーム

 → Google formでOK。漢ならmailtoで直接受け取ってもOK!

 

「 静 的 圧 勝 」

 

とのことでした。

 

資料

http://www.slideshare.net/megumithemes/staticpress-27139158

 

 

■第3部-2 現場視点で語るStaticPress開発の背景と事例(岡本渉さん)

StaticPressの開発者です。

開発の経緯は、クライアントからの要望でした。

・公開サーバには静的HTMLしか置きたくない!

・公開前に記事を承認し、それから載せたい!

 

その要望にたいして、始めはMovable Typeを提案したのですが、

クライアント曰く「WordPressじゃなきゃ嫌だ!」とのこと。

# IT屋じゃなければMovable Typeなんて聞いた事ない、って人も多いと思うので、

# 知ってるものでなければ嫌だ、という要望なのかなー、と思いました。

 

WordPressのプラグインを調べてみると、Really Staticなるものがあったとのことですが、

どうにも求めているものと違ったらしく、それなら作ろう、となったらしいです。

 

# 「無いものや、あるけど使いにくいものを自分で作れる」というのは

# 技術屋の専売特許と言えるのではないでしょうか。

 

資料

http://www.slideshare.net/wokamoto1973/staticpress

 

 

■第4部 Amazon S3による静的Webサイトホスティング(堀内康弘さん)

f:id:monokurotamago:20131013154256j:plain

 

S3について説明していただきました。

S3では、

 バケット=フォルダ

 オブジェクト=ファイル

という名前で扱うそうです。

 

S3の構造は巨大なKVSであり、見た目にはディレクトリ階層を作れるが、裏では全て並列で扱われているという興味深い話も聞けました。

 

使用量に応じて価格が変わるため、ファイルサイズを抑えることで、料金を下げることが出来るようです。

ファイルサイズを抑える方法で、個々の技術力が生かせるので技術者にオススメとのことです。

 

バケットを公開にしていても、オブジェクトを非公開にすると、

そのオブジェクトは非公開として扱われるということなので、

cssファイルなどは公開バケットに置いていても、非公開にするといった運用が可能です。

 

資料にS3の利用方が詳細に載っており、

独自ドメインで楽にWebサイトを持つことができます。

 

資料

http://www.slideshare.net/horiyasu/amazon-s3web-27138902

 

 

■第5部 仮想マシンざっくり解説と実践Vagrant(澤登亨彦さん)

Vagrant(ベーグラントと読む)について説明していただきました。

そもそもOSの仮想化とはどういうものか、といった説明もあり、親切な構成でした。

 

以前より「いつかはVirtualBoxを使わないとなぁ」と思っておりましたが、

その際には是非ともVagrantを使用したいと思います。

 

何よりスライド構成が面白い!

仮想CPUの「オレオレ詐欺」のネタは最高です!!

 

本題とは逸れますが、ダック・テストなるものがあると言うのは知りませんでした。

話の小ネタとして使えそうです。

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【ダック・テスト@Wikipedia

ある鳥が鴨のように見え、鴨のように泳ぎ、鴨のように鳴くならば、それはたぶん鴨である。

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資料

http://www.slideshare.net/YukihikoSawanobori/staticpress-seminor-vagrantpublic

 

 

■所感

当初、StaticPressを聞く為に参加したのですが、

S3、Vagrantの情報も得ることができました。

 

以上、StaticPress×S3×Vagrant勉強会のレポートでした。