潜伏バグからのロングフリーズ

Javaっぽいエンジニアの徒然草

FreeNAS 最新版(9.2.1.2)を導入しようとしてコケた件

自宅の既存ストレージが、

 ・10年以上前のマシン

 ・OSはFreeNAS-8.0.3-RELEASE

 ・USBブート非対応のためFDからPLoP Boot Manager経由でUSBブート 

という古い構成だったので、マシン&OSの入替を行おうとしたメモ。

 

①ISOダウンロード

公式サイトから必要なISOファイルをDL。
http://www.freenas.org/

今回は32bit版のx86を利用。
FreeNAS-9.2.1.2-RELEASE-x86.iso


②ISOイメージをCD/DVDに焼く

通常のファイルコピーではダメなので、ISOイメージを焼くソフトを使う事。
今回はDeepBurnerを利用。
ISOイメージの焼き方は割愛。


③インストール
対象マシンのCDドライブに②で作ったCD/DVDを入れる。
インストール先となるUSBメモリを対象マシンに刺しておく。
この状態でCDブートでマシンを起動して、USBメモリにOSをインストールする。

 

嫌なエラーが発生

Guessed BIOS device 0xffffffff not found by probes, defaulting to disk0.

can't load 'kernel'

 

更に読んでみると、/boot/defaults/loader.confが読めないとかなんとか。

ためしに該当ファイルをエディタで開こうとすると、なるほど読み込みエラーで開けない。

 

ISO焼きに失敗したかと思い、再度焼いてみる。

今度はloaderは読めた。

が、その後の起動ロジックでスタックオーバーフローが発生してコケる。

 

以前導入した8.0.3のCDが残っていたので、

ためしにブートしてみるとインストール画面まで進めた。

うーん。

(今回使おうとしたマシンには)最新版ダメだこれ。

 

かといって、このままメジャーバージョン8を使う気にはなれない。

少しバージョンを落としてみよう。

「FreeNAS-9.2.1-RELEASE-x86.iso」をDLして再度ISOを焼く。

 

特に問題も起きずにインストール成功。

やっぱり(今回使おうとしたマシンには)最新版ダメだこれ。

 

 

お次はUSBブート。

BIOSの設定を変えるだけの簡単なお仕事。

そう、簡単なおしg…?

うわー、このBIOS、USBブート対応してないじゃないですか!

 

結局また PLoP Boot Manager のお世話に。

http://www.plop.at/en/bootmanager/download.html

 

今回はFDではなくCDに焼いて利用。

BIOSのブート設定をCDに変えて準備OK。

 

これで、

 1. マシン起動でCDブートする

 2. PLoP Boot Manager起動、マニュアルでUSBを選択

 3. USBメモリからFreeNASを起動

という、高々OS一つ起こすには大仰なロジックが完成。

 

早速やってみると、FreeNAS起動中にコケた。

エラー文などは発生せずに、ブラックアウトしてマシン再起動状態に...

 

色々と面倒なので「マシンとOSの相性が悪かった」と決め付けて導入中止。

とは言え、ストレージの再構築は必須なので、近々何か手を打たないといけない。