homebrew -> rbenv で Rubyの準備
homebrewが入っている前提です。
■事前準備
1. homebrewを最新に。
$ brew update
2. 現状把握のため、homebrew経由でインストールした一覧を表示。
$ brew list
git
※この段階ではgitしか入っていない。
※rbenvの導入にgitが必要というわけではなく、別件でgitを導入したためこの状態。
■readlineインストール
$ brew list
git readline
※導入成功を確認
■rbenvインストール
$ brew install rbenv
$ brew list
git rbenv readline
※導入成功を確認
■ruby-buildインストール
$ brew list
autoconf openssl rbenv ruby-build
git pkg-config readline
※ruby-buildに必要と思われる、autoconf, openssl, pkg-configが勝手に入った模様。
※上記3つを自動で入れてくれたため、少し時間がかかった(数分程度)。
■rbenvで導入可能なRubyの一覧を表示
$ rbenv install -l ◀︎最後の文字は「エル」
Available versions:
1.8.6-p383
1.8.6-p420
1.8.7-p249
1.8.7-p302
1.8.7-p334
1.8.7-p352
1.8.7-p357
1.8.7-p358
1.8.7-p370
1.8.7-p371
1.8.7-p374
1.8.7-p375
1.9.1-p378
1.9.1-p430
1.9.2-p0
1.9.2-p180
1.9.2-p290
1.9.2-p318
1.9.2-p320
1.9.2-p326
1.9.3-dev
1.9.3-p0
1.9.3-p125
1.9.3-p194
1.9.3-p286
1.9.3-p327
1.9.3-p362
1.9.3-p374
1.9.3-p385
1.9.3-p392
1.9.3-p429
1.9.3-p448
1.9.3-p484
1.9.3-preview1
1.9.3-rc1
2.0.0-dev
2.0.0-p0
2.0.0-p195
2.0.0-p247
2.0.0-p353
2.0.0-preview1
2.0.0-preview2
2.0.0-rc1
2.0.0-rc2
2.1.0
2.1.0-dev
2.1.0-preview1
2.1.0-preview2
2.1.0-rc1
2.2.0-dev
jruby-1.5.6
jruby-1.6.3
jruby-1.6.4
jruby-1.6.5
jruby-1.6.5.1
jruby-1.6.6
jruby-1.6.7
jruby-1.6.7.2
jruby-1.6.8
jruby-1.7.0
jruby-1.7.0-preview1
jruby-1.7.0-preview2
jruby-1.7.0-rc1
jruby-1.7.0-rc2
jruby-1.7.1
jruby-1.7.10
jruby-1.7.2
jruby-1.7.3
jruby-1.7.4
jruby-1.7.5
jruby-1.7.6
jruby-1.7.7
jruby-1.7.8
jruby-1.7.9
maglev-1.0.0
maglev-1.1.0-dev
maglev-2.0.0-dev
mruby-dev
rbx-1.2.4
rbx-2.0.0
rbx-2.0.0-dev
rbx-2.0.0-rc1
rbx-2.1.0
rbx-2.1.1
rbx-2.2.0
rbx-2.2.1
rbx-2.2.2
rbx-2.2.3
ree-1.8.6-2009.06
ree-1.8.7-2009.09
ree-1.8.7-2009.10
ree-1.8.7-2010.01
ree-1.8.7-2010.02
ree-1.8.7-2011.03
ree-1.8.7-2011.12
ree-1.8.7-2012.01
ree-1.8.7-2012.02
topaz-dev
Rubyっていっぱいあるのねー。
■2.2.0-devを入れてみる
$ rbenv install 2.2.0-dev
Cloning https://github.com/ruby/ruby.git...
Installing ruby-2.2.0-dev...
Installed ruby-2.2.0-dev to /Users/xxxxxx/.rbenv/versions/2.2.0-dev
■インストールしたバージョン一覧を表示
$ rbenv versions
* system (set by /Users/xxxxxx/.rbenv/version)
2.2.0-dev
■使用バージョンを変更してみる
$ rbenv global 2.2.0-dev
$ rbenv versions
system
* 2.2.0-dev (set by /Users/xxxxxx/.rbenv/version)
■使用バージョンをシステムデフォルトに戻す
$ rbenv global system
$ rbenv versions
* system (set by /Users/xxxxxx/.rbenv/version)
2.2.0-dev
思ってたよりも簡単に、複数のRubyバージョンの共存ができました。
詐欺メールにご注意ください
宛先: <************@hotmail.co.jp>
件名: 【三菱東京UFJ銀行】本人認証サービス
************************************************************************
2014年「三菱東京UFJ銀行」のシステムセキュリティのアップグレードのため、貴様のアカウントの利用中止を避けるために、検証する必要があります。https://******************************login?*****ID=*********
――Copyright(C)2014 The Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ,Ltd.All rights reserved――
送信アドレス
▶︎一部伏せてます。色々とヒドいアドレスです。騙す気が感じられません。
カタツムリ臭がぷんぷんします。
宛先アドレス
▶︎一部伏せてますが、自分のアドレスとは全く関係ないものが表示されていました。
携帯キャリアメールで受信しているのに、hotmailとは如何なものでしょう。
BCCによる大量一括送信臭がぷんぷんします。
文中アドレス
▶︎間違って押さないように伏せてます。
リンク先にて暗証番号などを入力させるフィッシングサイトなのか、
はたまたウイルスが仕込まれているのか不明ですが、
なんらかの仕掛けがあるのは間違いないので押さないに越したことはありません。
言うまでもありませんが
▶︎銀行からこういうメールが送られてくることは 有 り 得 ま せ ん 。
騙されないようにお気をつけください。
なお
▶︎三菱東京UFJ銀行(本物)から忠告も出ているようです。
http://www.bk.mufg.jp/info/mail_chuui/
銀行さんも大変ですね。
以上。
かの有名なORA-00600に遭遇した話
以前(2013/10/19)業務中に起こったお話。
業務アプリからOracleにアクセスしようとしたら、ORA-00600が発生した。
調べてみると、有名なエラーコードらしい。
オラクルの内部エラー。
解決方法は次の2つしかない。
①サポート契約を結んでオラクルに問い合わせる
②原因と思われるものをあきらめる
①について
サポート契約を結んでいなければ不可。
また、契約を結んでおり、問い合わせた結果解決方法を得た場合でも、
守秘義務があるため他の人が同じ状態になっていたとしても教える事は出来ない。
これにより、第三者から情報を得て問題を解決することはできないため、
サポート契約を結んでいない場合は②の手段を取らざるを得ない。
②について
今回の件で言うと、原因と考えられるのはメモリ割当の変更だった。
エラーが発生した当日早朝に、とある2つのインスタンスに対して、SGAのメモリ割当を512MB→2GBに変更していた。
そのうち片方のインスタンスで、照会を行うとJDBCドライバ内部でぬるぽが発生するようになった。
ちなみに挿入は普通に出来た。
同条件のもう片方のインスタンスではエラーは発生していない。
Oracleサーバマシン自体のメモリも、充分に余裕がある状態。
原因不明。
謎。
なぞなぞ。
結局2GBまで増やす事を諦め、SGAの割当を1.5GBまで減らしてみたところ、内部エラーが発生しなくなった模様。
管理者に話を聞いてみると、朝の自動DB再起動時に、MOUNTで止まってOPENできていなかったらしい。
手動でオープンしたら動いたので気にしていなかったとのこと。
MOUNTで止まるということは、OPENの際に読み込むデータが壊れている可能性が高い。
つまり、データファイル or REDOログ あたりが壊れたのかな?
Oracle Master Bronze取得のために勉強したことが、管理者との会話にて少しだけ生きた。
感動。
一応、似たようなケースで参考になりそうなサイトがあったのでメモ。
<http://kawabata-eye.jp/modules/d3blog/details.php?bid=75>
今回はメモリを下げることで対処してしまったため、上記サイトの内容は未検証。
いつか役に立てばいいな。
マルチテーブル・インサートにてORA-24335エラーが発生
【マルチテーブル・インサート構文】
insert all
into XXX_TBL (id, name, value) values ('001', 'AAAAA', 1)
into YYY_TBL (id, name, value) values ('002', 'BBBBB', 2)
select * from dual;
基本的には普通のinsert文と同じ書き方。
異なる点は下記3つ。
・insertとintoの間にallが入る
・intoが複数並ぶ
・最後にselect * from dualが入る
マルチテーブル・インサートにて、
大量にINSERTを実施しようとしたところ、[ORA-24335]エラーが発生。
ORA-24335: 1000列以上はサポートされていません。
VALUES(?)のバインド変数が1000個を越えたのが原因のよう。
IN句で指定可能な数の限界が1000個であるのと同様っぽい。
DevLOVE甲子園2013
2013/11/9に行われたDevLOVE甲子園2013の参加レポートです。
※画像はイベントのサイトDoorkeeperから拝借しました。
http://devlove.doorkeeper.jp/events/5464
10時過ぎに会場最寄りとなる鮫洲駅に到着し、駅側のマックで朝食をとりました。
余談ですが、朝マックはどうにも好きになれません。
朝時間にも通常メニューを出してほしいです(熱望)。
食後にコンビニ@ミニストップに。
戦の準備として、ペットボトルのお茶1本、おにぎり2つ、そしてEdyへの入金を行います。
どうやら会場が一度入ったら出られない(再入場不可という意味で)らしいのです。
フルで参加すると、11:00-20:00までの長丁場。
会場内に食べ物が売ってない&飲み物はEdyでしか買えない環境に軟禁…ゴクリ。
中略。
なんだかんだで会場に到着。
途中別のビル(しかも思いっきり裏口)に入って、
警備員とご対面したことなんてここに書く必要はありません。
会場にINして即ビックリ。
流石楽天ビル!
田中マー君のポスターがあちこちに。
今回の方式は、一つの会場を4ブロックに分けて、それぞれの場所で20分間隔で同時開催というものでした。
一度だけ「創」トラックに行きましたが、基本的には「団」トラックに居座っていました。
そして前半戦が終わったタイミング(16時ちょっと)で切り上げました。
長丁場は身が持ちません。
以下聞いた内容をざっくりと。
【発表タイトル】【発表者】で記載しています。
発表者は敬称略です。
【凡庸なSEが、大規模SIerの集団でできること】【よこみちみのる】
発表者は認定スクラムマスター!
皆で前進する現場に居たい
→場所を変えるのではなく、先ずは今居る場所を理想にしようと努力する
やったこと3つ。
①学ぶことを当然とする風潮を作る
・若手勉強会
・マネージャ向けアジャイル開発勉強会
・PRJ内の読書会(朝会後15分だけ。1時間とかだとだれる。敷居を低く)
②チーム意識を高める
・詳細聞き逃しました…
③若者の主役感を育てる
・褒めて伸ばせ
動くには社内に仲間を見つける事が重要。
一人でやるのはシンドイ。
【いまの自分にできること。】【脇野寛洋】
発表者は団トラック発表者の中で唯一、営業職とのこと。
営業→エンジニアの力を借りてお客の問題を解決する
客から来るアバウトな要求を、ユーザ要件を図にして分かり易くエンジニアに伝える→いまの自分にできること
営業は団体戦で言うと先鋒であり、勢いづけをする必要がある。
【JavaScript development by Agile and Scrum】【@shinjukujohnny】
Daily Scrumを毎朝15分実施。
最初から完成度高いものを目指してモジュール作りこむ→結合時にgdgdに。
とりあえず最小限で動くものを作って客に見せる→フィードバック貰える→改善できる
自動化(保存すると自動でUnitTestが走る)すると良い。
→リファクタリングにリスクがないからガンガン出来る
→コードの見通しが良くなり事故が減る。
【成功と失敗の狭間に横たわる2つのマネジメント】【中村洋(@yohhatu)】
期待マネジメント→関係者が互いに持っている期待を明確にする
モチベーションマネジメント→モチベーションを上げるスイッチは、人によって違う
優秀な人ほど、自分でモチベーションをコントロール出来る傾向にある。
指示待ちは良くない。
【世界をかえる前に現場をかえよう】【すなだ】
・アジャイルサムライ(コミュニティ)
・社内勉強会→何か作ろうぜ→作ったもの発表しようぜ→イベント出品で盛り上がった
・月一のゆるい定例勉強会(帰社日和@ネーミングセンス良すぎ!)
【Can We Change The World?~ TISMatsuri という名の社内カンファレンスを始めた理由 ~】【白石康司(@shiraco)】
社員数6000人の会社(TIS)で、勉強会開催について呼びかけたら7人集まった。
運営資金は副社長に寄付(ポケットマネーで5万程)出してもらった。
【テストを書く文化をゼロから育てる戦略と戦術】【和田卓人(t_wada)】
聴衆の数が非常に多かったです。
・テストを書く時間が無いのではなく、テストを書かないから時間がない。
・「動くコードに触れるな」という文化があるが、触れなければいずれそのコードは死ぬ。
・良いテストとは?
・繰り返し使えること(一度使ったらファイルを消して~とか、DBをクリアして~とかは駄目)
・ネットワークに繋がってないと使えない、と言った制約があっても駄目
・オススメ本「レガシーコード改善ガイド」
【DevLOVE始めました 仙台で 0中間管理職が始めた社外の団】【早坂則泰】
発表者はDev仙台の代表!
中間管理職をして長らく直接開発してなかったが、何気なくDevLOVEに参加して開発の楽しさを再認識。
手を動かす勉強会は仙台にはない!
ハンガーフライト!
ということでDev仙台を立ち上げた。
【バラバラの同僚を社内勉強会でつなげよう】【すぎいまさかつ】
当日知ったのですが、居酒屋で勉強会@北海道の記事を書いた方でした。
※ブログ「HOW TO GO」
居酒屋で勉強会のエントリを書いてくださったことに対して、一言お礼を言いたかったのですが、常に人に囲まれてて声をかけることが出来ませんでした。残念。
前半が終わったところで会場から退散しました。
帰り際に一枚。
ほんとは室内も撮りたかったのですが、自重しました。
感想とか
・イイ話が色々聞けた(KONAMI感)
→ 社内勉強会やってる人は、皆アレコレ苦労しているっぽい。
そして苦労する点は大体似ているっぽい。
・後日別途レポートを書きますが、アジャイルサムライと出会えた点は大きな収穫。
・最後に、運営/企画スタッフに感謝です。
以上。
StaticPress×S3×Vagrant勉強会
2013年10月13日に行われた、表題の勉強会の参加レポートです。
WordPressの使用経験は無かったのですが、
興味があった&StaticPressが面白そうなので参加しました。
会場となるグラントウキョウサウスタワー41F アカデミーホール
(東京都千代田区丸の内1-9-2)を目指し、東京駅で降車します。
初めて東京駅で降りたので、改札出てからどちらに行けば良いか分かりません。
手元ではiphoneにて地図アプリを開いていますが、案の定迷います。
辺りを見渡すと、丁度良いことに交番が目に入りましたので、
御巡りさんに道を尋ねます。
そこで衝撃の事実が判明!
逆の改札を出てしまったようです\(^o^)/
結局、東京駅をぐるーっと半周して、目的地のビルを発見します。
まだ時間に余裕があったので、近くのコンビニでお茶を購入してからビル凸しました。
2Fロビーで係りの人からゲストIDカードをいただき、ピッとしてゲートIN。
エレベータで23階まで上がり、エレベータを乗り換えて会場となる41階を目指します。
23階までのエレベータはガラス張りで、良い景色を眺めることができました。
…写真は取り忘れました orz
41Fで受付を行います。
写り込みはキノセイです。
受付でチラシ1枚とステッカー3枚を渡されます。
缶バッチなども用意してあり、自由に取って良いと言われました。
ATNDのIDを聞かれると書いていたのですが、聞かれませんでした。
参加者の判定とかは特にしなかったようです。
ようやく会場IN。
会場は扇形になっていて、形状としては明るいコンサート劇場といった感じでした。
定員は募集が200名だったので、200名入る規模なのだと思います。
1つ空けて座って丁度良いぐらいの人数だったので、実際の参加者は3桁程度?
ステージ脇は両面ガラス張りで、
41Fという高さから東京の街を見下ろしながらの勉強会です。
【アジェンダ】
第0部 「StaticPress × S3 × Vagrant 勉強会」あっという間の企画会議(川井健史さん)
第1部 WordPressサイトを長期的にメンテナンスするために(高野直子さん)
第2部 Amazon S3でWordPressを動かす(増井雄一郎さん)
第3部-1 現場視点で語るStaticPress開発の背景と事例(小賀浩通さん)
第3部-2 現場視点で語るStaticPress開発の背景と事例(岡本渉さん)
第4部 Amazon S3による静的Webサイトホスティング(堀内康弘さん)
第5部 仮想マシンざっくり解説と実践Vagrant(澤登亨彦さん)
■第0部「StaticPress × S3 × Vagrant 勉強会」あっという間の企画会議(川井健史さん)
受付をされていた方でした。
なんでも増井さんがTwitterで「WordPressを静的に使うようにしたよー」と呟いて、
その数分後に今回プレゼンする方々がポンポンッと即レスし、
3時間程度で今回のセミナーが決まったとのことでした。
Twitterスゲェ...
■第1部 WordPressサイトを長期的にメンテナンスするために(高野直子さん)
WordPressのメジャーバージョンは一般的なメジャーバージョンと違うとのこと。
普通「3.X」と言ったらメジャーバージョンは「3」であり、「3系」と呼ばれますが、
WordPressでは「3.X」までがメジャーバージョンで、
「3.X.Y」からがマイナーバージョンになるらしいです。
これはWordPressを使っている方にとっては常識なんでしょうか。
メジャーバージョンの最新版のみセキュリティアップデートがされているそうなので、
上記内容を把握せずにWordPressを使っていたら危険ですね。
なお、2013/10/12時点で全世界で使用されているWordPressのバージョンのうち、
現在の最新版である「3.6」の使用率は16.5%とのことでした。
8割以上のユーザが脆弱性を抱えたものを運用しているというのは恐ろしいことです。
そりゃあWordPressを狙った攻撃が多いわけですよね。
自動アップデートのプラグイン「Automatic Updater」なるものがあるらしく、
これを使うと良いみたいです。
勿論アップデートにより不具合が生じる可能性があるので、
バックアップは必須となります。
また、自動アップデート機能の一部は、
2013年10月末にリリース予定の「3.7」に組み込まれるそうです。
「最低限の機能があれば良いよー」という方はコア機能を、
「多機能欲しい」という方はプラグインを導入、
という住み分けになることが予測されます。
資料
http://www.slideshare.net/naokomc/wordpress-27138322
■第2部 Amazon S3でWordPressを動かす(増井雄一郎さん)
上から言うわけではありませんが、非常にプレゼンが上手でした。
あれだけ笑いを交えて、適切な説明を行うのは難しいです...
内容としては、ことの発端となったTwitterで呟いた内容が主です。
--------------------------------------------------------------------------------
【ざっくり概要@独断と偏見で意訳してます】
WordPressを運用すると、OS、ミドルウェア、アプリの全てを常に最新版する必要があるけど面倒だよね。
自分のブログで動的コンテンツと言えば、
・コメント
・トラッカー
しか使ってない。
コメントもブログに付くことは殆どなく、TwitterやFacebookの方に付くからいらないんじゃ?
トラッカーはスパムばっかりだからいらないんじゃ?
じゃぁ動的コンテンツである必要ないじゃん!
--------------------------------------------------------------------------------
という事らしいです。
Twitterで呟いた結果、
WordPressから静的HTMLを吐くプラグインとして、
・ReallyStatic
・StaticPress
が紹介され、アレコレ検証した結果StaticPressを使う事に決めたとのことでした。
HTMLをAmazon S3で公開することでサーバメンテから解放され(StaticPress→S3への自動アッププラグインもあるらしいです)、
セキュリティ的にも自前で管理するより安心でき、データ損失リスクも圧倒的に低いという夢のような環境が完成です。
沢山あるWordPressのプラグインはその大半が動的プラグインであることから、
それらが使えなくなるという問題があったそうですが、
コメント
→Javascriptで埋め込めばOK
Facabook Commentsとか、Disqusとか。
のように、必要に応じてJavascriptで自前で書くことで、ある程度対応出来てしまったらしいです。
まとめると、
①ローカル環境(VagrantでUbuntuを仮想OSとして使用)のWordPressで記事作成
②StaticPressでHTML生成
③S3にアップ
管理の楽なブログの完成♪
今回ブログを書くにあたり、はてなブログを利用しましたが、機会があればwordpressを試してみたいと思える内容でした。
資料
https://speakerdeck.com/masuidrive/amazon-s3dewordpresswodong-kasu
■第3部-1 現場視点で語るStaticPress開発の背景と事例(小賀浩通さん)
WordPressサイトを提案(案件獲得?)するためのお話でした。
セキュリティ、パフォーマンス、コストを考える必要があります。
WordPress本来の動的運用でセキュリティとパフォーマンスを確保すると、ざっくり月12万必要で運用体勢も複雑に。
StaticPressで運用すると運用体勢は簡潔でコストも月3.5万程度。
「 静 的 圧 勝 」
でも、問題点は…?
・サイト内検索
→ Googleカスタム検索でOK
・コメント
→ facebookコメントでOK
・問い合わせフォーム
→ Google formでOK。漢ならmailtoで直接受け取ってもOK!
「 静 的 圧 勝 」
とのことでした。
資料
http://www.slideshare.net/megumithemes/staticpress-27139158
■第3部-2 現場視点で語るStaticPress開発の背景と事例(岡本渉さん)
StaticPressの開発者です。
開発の経緯は、クライアントからの要望でした。
・公開サーバには静的HTMLしか置きたくない!
・公開前に記事を承認し、それから載せたい!
その要望にたいして、始めはMovable Typeを提案したのですが、
クライアント曰く「WordPressじゃなきゃ嫌だ!」とのこと。
# IT屋じゃなければMovable Typeなんて聞いた事ない、って人も多いと思うので、
# 知ってるものでなければ嫌だ、という要望なのかなー、と思いました。
WordPressのプラグインを調べてみると、Really Staticなるものがあったとのことですが、
どうにも求めているものと違ったらしく、それなら作ろう、となったらしいです。
# 「無いものや、あるけど使いにくいものを自分で作れる」というのは
# 技術屋の専売特許と言えるのではないでしょうか。
資料
http://www.slideshare.net/wokamoto1973/staticpress
■第4部 Amazon S3による静的Webサイトホスティング(堀内康弘さん)
S3について説明していただきました。
S3では、
バケット=フォルダ
オブジェクト=ファイル
という名前で扱うそうです。
S3の構造は巨大なKVSであり、見た目にはディレクトリ階層を作れるが、裏では全て並列で扱われているという興味深い話も聞けました。
使用量に応じて価格が変わるため、ファイルサイズを抑えることで、料金を下げることが出来るようです。
ファイルサイズを抑える方法で、個々の技術力が生かせるので技術者にオススメとのことです。
バケットを公開にしていても、オブジェクトを非公開にすると、
そのオブジェクトは非公開として扱われるということなので、
cssファイルなどは公開バケットに置いていても、非公開にするといった運用が可能です。
資料にS3の利用方が詳細に載っており、
独自ドメインで楽にWebサイトを持つことができます。
資料
http://www.slideshare.net/horiyasu/amazon-s3web-27138902
■第5部 仮想マシンざっくり解説と実践Vagrant(澤登亨彦さん)
Vagrant(ベーグラントと読む)について説明していただきました。
そもそもOSの仮想化とはどういうものか、といった説明もあり、親切な構成でした。
以前より「いつかはVirtualBoxを使わないとなぁ」と思っておりましたが、
その際には是非ともVagrantを使用したいと思います。
何よりスライド構成が面白い!
仮想CPUの「オレオレ詐欺」のネタは最高です!!
本題とは逸れますが、ダック・テストなるものがあると言うのは知りませんでした。
話の小ネタとして使えそうです。
--------------------------------------------------------------------------------
【ダック・テスト@Wikipedia】
ある鳥が鴨のように見え、鴨のように泳ぎ、鴨のように鳴くならば、それはたぶん鴨である。
--------------------------------------------------------------------------------
資料
http://www.slideshare.net/YukihikoSawanobori/staticpress-seminor-vagrantpublic
■所感
当初、StaticPressを聞く為に参加したのですが、
S3、Vagrantの情報も得ることができました。
以上、StaticPress×S3×Vagrant勉強会のレポートでした。
macbook air 購入
先日、macbook air 2013の13インチモデルを購入しました。
CPU: Core i5(1.3GHz)
RAM: 8GB
SSD: 128GB
CPUはデフォルト、RAMはアップグレード、SSDはダウングレードです。
モバイルマシンとして使用するので、
・CPUのアップは不要
・RAMはMAX積まないと後々後悔する (これまでの経験上)
・データはファイル鯖なりNASなりに入れればOK
と判断しました。
箱
Open
本体を取り出すとコードが
iPod classic, iPhoneに続く3台目のmac製品です。
少し使ってみて、なんとなくiPhoneと操作感が似ている印象を受けました。
それでも使い慣れないOSということで四苦八苦しつつ、以下を導入。
メーラーは使い慣れたものをチョイス。
セキュリティを考えると、Javaは不要であれば入れない方が良いです。
オフィスソフトは入っていないと何かと不便です。
UNIX系OSのアンチウイルスソフト(特にメールサーバで利用される)
であるClamAVのmac版です(無料!)。
AppStoreでもDLできますが、常駐保護ができないとのことなので、
公式サイトからDLしました。
常駐保護機能Sentryの監視フォルダ指定で、/binや/varといったUNIX系OSおなじみ
のフォルダが普通には見れずに苦労しました...
・ウイルスバスター for mac
ClamXav導入後、一通り設定を終え、あれこれ動かしていたときに、
ウイルスバスター2008のライセンスが余っていることを思い出しました。
確かmac版が導入されたのは2010とかだったと思うのですが、
for mac体験版をDLし、2008のシリアルナンバーを入れたら普通に使えました。
使い慣れている&無料よりは有料の方が良いだろうという判断で継続使用。
※ウイルスバスター導入にあたり、ClamXavはアンインストールしました。
アプリケーションフォルダから削除するだけでは駄目なので、
アンインストールする際にはきちんと調べることをオススメします(詳細割愛)。
後は開発環境を整えたら、とりあえず導入は完了です。